2025年9月30日(火)、「第一回 福祉と医療のまちづくりセミナー」を開催いたしました。
当日はケアマネジャーを中心に、地域包括支援センター職員、介護職、保健師など約30名の皆さまにご参加いただき、医療と福祉の垣根を越えた“安心して老後を迎えられる地域づくり”をテーマに意見交換を行いました。
富田理事長より、草津市の抱える課題や今後取り組む予定のプロジェクトについてお話をしていただきました。
ファシリテーターは、富田理事長の大学時代の同級生であるおうみ在宅クリニック院長・鎌田医師に務めていただき、会場全体が活発に議論できるよう温かくリードしていただきました。
参加者の皆さまからは、
「同じ志を持つ人と出会うことができ、心強かった」
「孤立している方にどのようにアプローチすべきかを考える契機になった」
といった声が寄せられました。
一方で、対象者をどのように設定するか、孤立した方へどのように支援を届けるかといった課題も明らかになりました。しかし、地域の関係者が連携し、共に知恵を出し合うことで解決へとつなげていけると確信しています。
本セミナーは、地域の方々とともに“滋賀から安心できるまちづくりのモデルを発信する”ことを目指して、おうみ在宅クリニック鎌田医師と富田理事長が企画いたしました。まだ始まったばかりの取り組みですが、今後も継続的に開催し、地域のネットワークを広げてまいりたいと考えております。
次回は、2025年11月25日(火)に開催を予定しております。
引き続き、多職種・地域の皆さまとともに、医療と福祉が連携したまちづくりを進めてまいります。