富田クリニックの新キャラクター「とみぽん」と「みらいんこ」は、2025年9月18日、特許庁への商標登録が正式に完了しました。
このキャラクターは、人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)を、患者さんやご家族とともに共有し、透析医療に活かしていきたい――そんな看護師を中心としたスタッフの想いから誕生しました。
透析という“日常の中の医療”を支える現場では、「将来のことを話す」ことがときに難しく感じられます。文章や口頭で伝えようとすると、どうしても重く、堅苦しくなってしまう。
「もっとやわらかく、ポップに伝えられないだろうか?」――そんな何気ないスタッフの声から、キャラクターづくりがはじまりました。未来からやってきた「みらいんこ」は、これからの生き方や医療について悩み、相談する患者さんやその支える家族の象徴。
それを受け止める「とみぽん先生」は、患者さんや家族に寄り添い、希望する形で医療を提案する優しい医師の姿を表しています。滋賀県・信楽のたぬきにも通じる親しみやすさと誠実さをもとに、“たぬきの先生”というキャラクターが生まれました。
「とみぽん」と「みらいんこ」は、富田クリニックのスタッフの想いそのものです。
重くなりがちな医療や人生の話を、やさしく・明るく・対話的に――
これからも、ふたりとともに「寄り添いながら未来を考える医療」を育んでいきます。