11月30日、ピアザ淡海にて「第16回 在宅血液透析懇親会」を開催しました。
今回で16回目となるこの会には、当院で在宅血液透析を受けている患者さまだけでなく、他施設で在宅治療を行う方、今後在宅を検討されている方、そしてご家族・介助者・スタッフを含め、総勢65名以上の参加となりました。
会場では、普段はそれぞれのご自宅で透析を行っている患者さま同士が、治療の工夫や生活の様子について活発に情報交換されていました。また、日頃介助をされているご家族への感謝を伝える場としても、大変貴重な時間となりました。
一色院長からは、「在宅透析では、患者さまご自身が主治医のような存在であり、自らの健康管理に主体的に関わることが大切」というメッセージがあり、参加者の皆さまも深く頷かれていました。
在宅に取り組むことで以前より元気になっていく患者さまの姿は、私たちスタッフにとっても大きな励みとなっています。
■ アンケートより参加者の声
懇親会後のアンケートでは、次のようなご意見をいただきました。
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参加人数が非常に多く、「話したくても話せない人が出てしまうのでは」と心配する声があったほどの盛況ぶりでした。
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「これまで家族以外の患者さんを知らなかったが、皆さんの透析人生やこれからの過ごし方を聞くことができ、新しい気づきがあった」
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「同じ立場の介助者がいると分かり、安心できた」
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「介助をされている方のお話を聞いて、苦労や大変さを抱えながらも笑顔で乗り越えている姿に共感した」
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「私だけじゃないと思えると心の負担が軽くなる。また次回も参加したい」
患者さま・介助者さま同士が支え合い、学び合い、安心につながる時間を持てたことを大変嬉しく思います。
今後も、在宅血液透析をより良い形で続けていただけるよう、患者さま・ご家族・医療スタッフがともに学び合える機会を大切にしてまいります。
富田クリニック(本院)・第二富田クリニックでは合わせて24名の患者様が、在宅血液透析を行なっています。興味のある方は気軽にお問合せください。
