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血液透析

透析室はベッドが最大42床まで可能で、全ベッドで酸素配管がなされており、急変時にも酸素対応できます。
その内2床は個室内にあり、1床は重症用、1床は在宅血液透析の訓練用です。透析室の天井は片側が5メートルと高く、中庭に面して開放感が得られる構造になっており、照明は目に優しい間接照明となっています。 透析に来るのが楽しいとまではいかなくても、少しでも快適に過ごせるように配慮しています。

ベッド42床

施設透析

施設透析では、月、水、金は昼間と準夜帯の2クールで血液透析を施行しており、昼間は8:30〜15:00、準夜帯は16:00〜23:30で施行しています。 火、木、土は昼間が8:30〜15:00で透析を試行していますが、睡眠時間を利用して透析するオーバーナイト透析では20:00〜23:30開始、終了は翌日の4:00〜7:00で、1回の透析時間は平均8時間です。 透析歴10年以上の方には、アミロイドーシスなどの合併症予防の目的でO-HDFを積極的に施行しています。 内シャントの狭窄や閉塞に対しては、可能な限り、当日の内に当院で血管拡張術や手術をしています。

在宅血液透析(HHD)

自分のライフスタイルにあわせた透析が可能

在宅血液透析は施設透析に比べると、透析時間を長くしたり、あるいは回数を多くしたりすることが出来るし、また、自分のライフスタイルに合わせた透析が可能なことなどから、最近特に注目を浴びています。 在宅の長期透析患者の予後がよいことから、今後はもっと数が増えてくるものと思われます。 当院では、通院したままで透析にあわせて週3回トレーニングすることで、だいたい3ヶ月ぐらいで在宅血液透析ができるように患者さんの教育を行っています。 本院と第二富田クリニックをあわせると、現在20名以上の方がHDDを施行されています。

オーバーナイト血液透析(ONHD)

昼間は自由時間!!

オーバーナイト血液透析とは、夜間の睡眠時間を利用して7〜8時間透析をすることです。 「7〜8時間も透析をするの?」「4時間でもしんどいのに絶対無理!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。 しかし、寝ている間の時間はあっという間です。実際にオーバーナイト血液透析をされている患者さんは『体感透析時間は30分〜1時間』だとおっしゃいます。 さらに、透析時間を十分確保できることで「体に負担の少ない透析」ができ、「体調の改善」「合併症の軽減」など、多くの効果が期待できます。 さらにさらに!夜間の睡眠時間を利用することで、日中の時間は自由時間!仕事に!家事に!趣味に!と、透析に左右されることなく過ごせます。 平成23年8月より、第二富田クリニックにて火・木・土の深夜に行っています。